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証券外務員一種 (債券業務) その4

資格試験勉強

証券外務員一種 (債券業務) その4

証券外務員一種の資格試験の勉強をしています。
勉強しようと思ったきっかけは、こちらの記事を読んでみてください。

証券外務員一種の9章(債券業務)について勉強しました。株式投資を行うのに直接は、役に立つ部分が少ないかもしれませんが勉強して損ではないと思うので、興味がある方は勉強してみてください。

9章(債券業務)

勉強内容のまとめ

債券業務

転換社債型新株予約権付社債(転換社債)

・転換社債型新株予約権付社債の概要
転換社債型新株予約権付社債(転換社債)
転換社債型新株予約権付社債とは、それぞれ発行された新株予約権と社債を組み合わせた社債をいう。この場合、新株予約権は分離して譲渡できない
償還期限には額面で払い戻される。
転換社債型新株予約権付社債は旧称である転換社債(CB:Convertible Bond)と呼ばれることもある。

社債としての属性
発行価額
以前は額面である100円が一般的だったが、最近では額面単価より高く設定されるようになっている。
利率
株式に転換できるというメリットがあるために、利率は普通社債より低くなる。最近は、利率がゼロのものが主流となっている。
償還
一部に途中償還制もあるが、満期一括償還制がほとんど。ただし発行会社による買入消却が行われたり、繰上償還条項が付けられる場合がある。

株式への転換条件
取得株数
転換社債を株式に転換した場合、取得する株数が何株になるかは、以下のように額面金額を転換価額で割ることにより計算される。端数は切り捨てられる場合や現金で支払われる場合がある。

取得株数=額面金額/転換価額

・転換社債の流通市場
パリティ価格
パリティ価格とは、転換社債の株式価値を表す理論価格である。転換社債を株式に転換した場合に、その株式の価値が転換社債の価格にするといくらになるかを表している。

パリティ価格(円)=株価/転換社債 × 100円

乖離率
転換社債の時価とパリティ価格との差のことを乖離といい、率で表したものが乖離率である。

乖離率(%)=転換社債の時価-パリティ価格/パリティ価格 × 100

プラス乖離(転換社債価格>パリティ価格)の場合は、転換社債のまま売却したほうが有利で、マイナス乖離(転換社債価格<パリティ価格)の場合は、株式に転換して売却したほうが有利である。

・転換社債の価格変動要因

債券価格からのアプローチ
金利の変動
金利が低下した場合には債券価格は上昇し、逆に金利上昇局面では債券価格は下落する。

株価からのアプローチ
株価の変動(上がるか下げるか)
株価が上がれば、転換社債の株式価値を表す理論価値であるパリティ価格は上昇する。逆に株価が下がれば、転換社債の価値は下落する。
ボラティリティ(株価変動率)の変動
一般的にボラティリティが高い株式は、将来的に株価の上昇(下落)率が高くなる可能性が大きいと判断されることから、転換社債の価格は上昇する。

※個人的に重要だと思ったところを抜粋しました。証券外務員資格がどのような内容のものか大まかにわかってもらえると嬉しいです。

また、勉強の進捗は、報告できるときがあれば随時更新していきたいと思っています。

証券外務員一種の資格を勉強している教材

「うかる!証券外務員一種2021-2022年版 必修テキスト」と「うかる!証券外務員一種2021-2022年版 必修問題集」を使って勉強しています。
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