証券外務員一種 2022/5/26 勉強内容（財務諸表と企業分析）

証券外務員一種 2022/5/26 勉強内容（財務諸表と企業分析　その1）

証券外務員一種 2022/5/26 勉強内容（財務諸表と企業分析　その1）

証券外務員一種の資格試験の勉強をしています。
勉強しようと思ったきっかけは、こちらの記事を読んでみてください。

2022年5月26日（木）は、証券外務員一種の2章（財務諸表と企業分析）をメインに勉強しました。財務諸表と企業分析は、個人的には勉強しやすい内容でした。株式投資をするにしても、役に立つ部分が多い範囲だと思うので、興味がある方は勉強してみてください。

2章（財務諸表と企業分析）　その1

勉強内容のまとめ

財務諸表と企業分析

財務諸表

・貸借対照表（BS：Balance Sheet)
貸借対照表とは、一定時点における企業の財政状態の一覧表である。

流動資産と固定資産の分類方法
資産は、営業循環基準と１年基準により流動資産または固定資産に分類される。
営業循環基準：企業の本来の事業活動により現金が商品となり、また現金として戻ってくるような営業循環過程内において発生したものを流動項目とし、それ以外を固定項目とする基準。

流動資産
当座資産：販売過程を経ることなく比較的短期間に容易に現金化できる資産。
（例）現金、預金、受取手形、売掛金、一時所有の有価証券　等
棚卸資産
通常の営業過程において販売する目的で保有される資産(商品や製品)
販売資産となるために生産過程の途中にある資産(仕掛品)
販売資産の生産のために漸次消費される資産(原材料等)

固定資産
無形固定資産
（例）特許権、のれん、借地権、商標権　等

・損益計算書（PL：Profit and Loss statement）
損益計算書とは、一定期間(１年、四半期)における収益と費用とを対応表示することによって、一定期間における企業の経営成績を明らかにする報告書。

各科目の内訳
販売費及び一般管理費：商品を販売するのにかかる費用や会社全般の業務の管理にかかる費用。
営業外収益：（例）受取利息、受取配当金
営業外費用：（例）支払利息

・キャッシュ・フロー計算書(Cash Flow statement)
資金(キャッシュ)の範囲
キャッシュ・フロー計算書におけるキャッシュの概念は、現金及び現金同等物を意味する。

資金の表示区分
キャッシュ・フロー計算書は、企業活動の状況を営業活動、投資活動、財務活動という３領域に区分し、そこでのキャッシュ・フローの状況から、企業活動の全般の動きをとらえようとするもの。
営業活動によるキャッシュ・フロー
商品の仕入による支出や商品の販売による収入等
投資活動によるキャッシュ・フロー
固定資産の取得による支出や固定資産の売却による収入等
財務活動によるキャッシュ・フロー
借入金の返済による支出や借入金による収入等