スポンサーリンク

証券外務員一種 (投資信託及び投資法人に関する業務) その1

資格試験勉強

証券外務員一種 (投資信託及び投資法人に関する業務) その1

証券外務員一種の資格試験の勉強をしています。
勉強しようと思ったきっかけは、こちらの記事を読んでみてください。

証券外務員一種の10章(投資信託及び投資法人に関する業務)について勉強しました。株式投資を行うのにあたって、投資信託の知識はあってもいいと思いますので、興味がある方は勉強してみてください。

10章(投資信託及び投資法人に関する業務)

勉強内容のまとめ

投資信託及び投資法人に関する業務

投資信託とは

・投資信託とは
投資信託とは、多くの投資家から集めた資金(信託財産)をまとめて、第三者である運用の専門家が運用・管理を行い、運用の成果を持分に応じて投資家に還元する仕組みの金融商品である。
投資家からみた投資信託の特徴
・少額の資金で分散投資が可能なこと
・専門家による運用
・適切な投資家保護
・市場を通じた資金供給への寄与
投資信託のリスク
投資信託は直接金融と間接金融の性格を任せ持つため、市場型間接金融ともいわれる。銀行預金と異なり、投資信託は元本が保証されていない。運用による損益は、すべて投資家に帰属するので、投資家が注意すべきリスクは、運用資産の価格変動リスク信用リスク、外国資産の為替変動リスクなど多岐に及ぶ。

・投信法上の定義
証券投資信託
証券投資信託とは、委託者指図型投資信託のうち主として有価証券等に対する投資として運用することを目的とするものをいう。
「主として特定資産に対する投資」、「主として有価証券等に対する投資」といった投信法上の「主として」は一般に投資信託財産の総額の2分の1超をいう。

特定資産
特定資産とは、主として有価証券、不動産その他の資産で投資を容易にすることが必要であるものとして政令で定めるもの。
有価証券デリバティブ取引に係る権利不動産不動産の賃借権 など

投資信託の種類

・設立形態による分類(契約型or会社型)
委託者指図型投資信託と投資法人の主な相違点
法人格
委託者指図型投資信託:ファンドに法人格なし
投資法人:ファンド自体に法人格あり

委託者指図型投資信託と委託者非指図型投資信託
委託者非指図型投資信託では、投資信託の信託財産を主として有価証券に投資する投資信託契約を締結することは認められていない。したがって、委託者非指図型投資信託では「証券投資信託」の設定はできない。

・解約の可否による分類(オープンエンド型orクローズドエンド型)
オープンエンド型とクローズドエンド型のポイント
オープンエンド型
・委託会社が発行証券を買い戻すことができる
・買戻し価格は純資産価格(基準価格)に基づいて行われる。
クローズドエンド型
・解約または買戻しとこれによる基金の減少が原則として行われないもの
・クローズドエンド型は買戻し義務がないことから、オープンエンド型に比べると基金の資金量が安定しているので、運用者はこの点を心配せず運用できる。

オープンエンド型であっても、運用の安定化を図るために、あらかじめ投資信託約款で一定期間解約禁止期間を設けている投資信託がある。この解約できない期間をクローズド期間という。

・追加設定の可否による分類(追加型or単位型)
追加型投資信託
追加型(オープン型)投資信託は最初に募集された基金(ファンド)に、次々と追加設定を行って一個の大きな基金として運用するもの。原則として時価に基づく設定・解約及び売買が自由に行われる。
単位型投資信託
単位型投資信託は、当初基金(ファンド)が設定された後は、資金の追加は行われない
単位型投資信託には、その時々の投資者の要求や市場の情勢などを考慮して、これに適合できるような仕組みの投信を随時タイムリーに設定するスポット投信がある。

・投資対象による分類(証券投資信託、不動産投資信託、証券投資信託以外の投資信託など)
特定資産のうち、どれを主たる投資対象として運用するかによって、証券投資信託(証券投資法人)、不動産投資信託(不動産投資法人)、証券投資信託以外の投資信託、インフラ投資信託(インフラ投資法人)に区分される。
法律的には、主として公社債を中心に運用され、株式を一切組み入れないものを公社債投資信託といい、公社債投資信託以外の証券投資信託が株式投資信託ということになる。

・その他の投資信託
外国投資信託
外国投資信託とは、外国において外国法令に基づいて設定された信託で、投資信託に類するものである。
外国投資信託の多くが外貨建てだが、円建ての外国投資信託もある。国内で公募される外国投資信託(外国投資法人)には、投資家保護のため、金商法のディスクロージャー規定(有価証券届出書の提出と目論見書を使用した募集行為)が適用される。
マザー・ファンド
マザー・ファンドとは、その受益権を投資信託委託会社が自ら運用指図を行う他の投資信託(ベビー・ファンド)に取得させることを目的とする投資信託のことである。
毎月分配型と通貨選択型
毎月分配型
投資信託の分配は決算の都度行うことができるため、毎月決算を行い、毎月分配金を支払おうとするファンド。
一定の分配金が支払われるわけではなく、分配金が支払われないこともある。
通貨選択型
株式や債券などといった投資対象資産に加えて、為替取引の対象となる円以外の通貨も選択することができるよう設計された投資信託。

※個人的に重要だと思ったところを抜粋しました。証券外務員資格がどのような内容のものか大まかにわかってもらえると嬉しいです。

また、勉強の進捗は、報告できるときがあれば随時更新していきたいと思っています。

証券外務員一種の資格を勉強している教材

「うかる!証券外務員一種2021-2022年版 必修テキスト」と「うかる!証券外務員一種2021-2022年版 必修問題集」を使って勉強しています。
最新のテキストと問題集のリンク貼っています。

楽天で購入検討している方はよろしければ下記のリンクからお願いします。

 

 

Amazonで購入検討している方はよろしければ下記のリンクからお願いします。

うかる! 証券外務員一種 必修テキスト 2022-2023年版 (日本経済新聞出版)

新品価格
¥2,178から
(2022/10/30 17:17時点)

 

うかる! 証券外務員一種 必修問題集 2022-2023年版

新品価格
¥2,420から
(2022/10/30 17:18時点)

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました