証券外務員一種 2022/5/28 勉強内容(財務諸表と企業分析) その2
証券外務員一種の資格試験の勉強をしています。
勉強しようと思ったきっかけは、こちらの記事を読んでみてください。
2022年5月28日(土)は、証券外務員一種の2章(財務諸表と企業分析)をメインに勉強しました。財務諸表と企業分析は、個人的には勉強しやすい内容でした。株式投資をするにしても、役に立つ部分が多い範囲だと思うので、興味がある方は勉強してみてください。
2章(財務諸表と企業分析) その2
勉強内容のまとめ
財務諸表と企業分析
企業分析
・収益性分析
収益性分析に用いられているのが、資本利益率と売上高利益率である。
資本利益率
自己資本利益率(ROE:Return On Equity)
自己資本に対する当期(純)利益の比率を表している。
株主から預かった資金をどれだけ有効に使っているかを示す指標。
一般に自己資本利益率が高いほど、企業の収益性は高くなる。
自己資本利益率(ROE)(%)=当期(純)利益/自己資本(期首・期末平均) × 100
資本金(純)利益率
資本金(純)利益率は、当期(純)利益と資本金(資本の部の中の資本金で、資本準備金、利益準備金、その他の剰余金は含まない)との割合を示すもの。
資本金(純)利益率(%)=当期(純)利益/資本金(期首・期末平均) × 100
・安全性分析
流動性分析
流動比率
短期的な債務の返済能力を表す。
1年以内に返済しなければならない流動負債に対して、1年以内に現金化できる流動資産がどの程度あるかを表す。
流動比率(%)=流動資産/流動負債 × 100
通常、流動比率は200%以上であることが望ましいとされ、「2対1の原則」などともいわれている。
当座比率
流動資産の中に含まれる棚卸資産は生産販売活動を経て初めて資金化されるもので、ただちに支払手段となるものではない。そこで当座資産のみを支払手段として、支払能力をみようとするのがこの比率である。流動資産よりも短期間で現金化できる資産がどのくらいあるかを表している。
当座比率(%)=当座資産/流動負債 × 100
当座比率は100%以上が望ましいとされている。
財務健全性分析
資金をどうやって調達したか、資金の使い道が妥当であるか、または資本が健全であるかを分析する。
固定比率
固定資産が、返済の必要のない自己資本でまかなわれているかどうかをみる指標である。
固定比率(%)=固定資産/自己資本 × 100
固定比率は100%以下であることが望ましいとされている。
固定長期適合率
この指標は、固定資産の資金を自己資本に限定せず、短期的な返済の必要がない固定資産も含めて検討しようとするものである。
日本企業の場合、銀行からの長期借入や社債発行による長期借入が多いため、安全性分析では固定比率よりも固定長期適合率が適しているといわれている。
連結財務諸表においては非支配株主持分を考慮する。
固定長期適合率(%)=固定資産/自己資本+非支配株主持分+固定負債 × 100
固定長期適合率も100%以下が望ましく、その数値は低いほどよいとされている。
負債比率
返済の必要のない自己資本に対して負債の総額(流動負債+固定負債)がいくらあるのかを示す指標である。
負債比率(%)=流動負債+固定負債/自己資本 × 100
負債比率は100%以下であることが望ましく、低いほど財務の安全性は高くなる。
自己資本比率
資本調達の構成を表す比率であって、総資本の中で返済の必要のない自己資本がどの程度あるのかを示す指標である。
自己資本比率(%)=自己資本/総資本 × 100
一般に、自己資本比率が高いほど不況に対する抵抗力が高く、長期的観点から健全な発展が期待できる企業といえ、安全性が高いと考えられる。
※個人的に重要だと思ったところを抜粋しました。証券外務員資格がどのような内容のものか大まかにわかってもらえると嬉しいです。
また、勉強の進捗は、報告できるときがあれば随時更新していきたいと思っています。
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