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証券外務員一種 2022/6/17 勉強内容(株式業務) その4

資格試験勉強

証券外務員一種 2022/6/17 勉強内容(株式業務) その4

証券外務員一種の資格試験の勉強をしています。
勉強しようと思ったきっかけは、こちらの記事を読んでみてください。

2022年6月17日(金)は、証券外務員一種の3章(株式業務)をメインに勉強しました。株式投資をするにしても、役に立つ部分が多い内容の部分だと思うので、興味がある方は勉強してみてください。

3章(株式業務) その4

勉強内容のまとめ

株式業務

証券投資計算

・株式分割
株式分割が行われる場合、権利確定日の株主に対して新規に株券が交付される。
例えば、1:1.2の株式分割は、1,000株保有している株主に200株が交付され1,200株になることを意味する。
株式分割の権利がある場合を権利付相場という。一方、権利が付与されない代わりに権利分株価が下がった場合を権利落相場という。
権利付相場の株価は分割のプレミアム分を含んでいる。権利付最終日と翌日の権利落日では市況が変わらなったと仮定すると、権利落価格は権利付価格からプレミアム相当額だけ値下がりするはずである。権利付価格と権利落価格との間には、次の算式が成り立つ。

権利落相場=権利付相場/分割比率

(例)権利付価格が1,200円で1:1.2の株式分割をすると、権利落相場は、
1,200円/1.21,000円になる。

・株式利回り
株式利回りとは、投資金額(取得時の株価)に対する年間の受取配当金の割合である。

株式利回り=1株当たり配当金年額/株価 × 100

(例)1株当たり予想配当金年額50円の株式の時価が2,500円である場合の株式利回りは、
50円/2,500円 × 1002%になる。

利回りを希望の利回りとして株価を算出すると、いくらで買えば希望の利回りが実現可能かを知ることができる。この株価を採算株価という。

採算株価=1株当たり配当金年額/希望の利回り

(例)1株当たり予想配当金年額50円の株式を利回り年2.5%になるように買い入れたい場合の採算株価は、50円/0.0252,000円になる。

・自己資本利益率(ROE:Return On Equity)
ROEは、株主の立場からみて、会社に投資した資金がどのように運用され、成果をあげているかを示すものである。ROEが低ければ、株主にとってはその企業に出資する魅力がないといえる。

自己資本利益率(%)=当期純利益(年換算)/自己資本(期首・期末平均) × 100

・株価収益率(PER:Price Earnings Ratio)
1株当たり当期純利益に対して、株価がどの程度に買われているかをみる指標である。
1株当たりは当期純利益はEPS(Earnings Per Share)とも呼ばれ、EPSが高いほどその企業の収益力が高いということになる。

株価収益率(%)=株価/1株当たり当期純利益

1株当たり当期純利益=当期純利益(税引後)/発行済株式総数

・株価純資産倍率(PBR:Price Book-value Ratio)
1株当たりの純資産に対して株価が何倍買われているかを示したものである。
純資産とは、企業の持っている総資産から借入金や社債などの負債を差し引いたものである。

株価純資産倍率(倍)=株価/1株当たり純資産

1株当たり純資産=純資産/発行済株式総数

・株価キャッシュフロー倍率(PCFR:Price Cash-Flow Ratio)
株価キャッシュ・フロー倍率(PCFR)で用いられるキャッシュ・フローとは、税引後純利益減価償却費を加えたもので、企業が期中に生み出した自己資金を示すものである。
PCFRが高ければ株価は割高、PCFRが低ければ割安になる。

株価キャッシュ・フロー倍率=株価/1株当たりキャッシュ・フロー

1株当たりキャッシュ・フロー=税引後純利益+減価償却費/発行済株式総数

・EV/EBITDA倍率
EBITDA(Earnings Before Interest,Taxes,Depreciation and Amorization)は、「金利・税金・償却前利益」の略で、経済のグローバル化により国際的な収益力の比較をするために考えられた利益指標である。各国の金利水準や税率、減価償却方法など会計基準の違いを最小限に抑えた利益がEBIDTAである。

EBITDA=税引前利益+支払利息+減価償却費

EVは、「企業価値(Enterprise Value)」の略で、株式市場で評価された企業の価値を示す。
株式の時価総額に借入金の総額を加えて、保有する現金、預金及び短期有価証券の合計額を差し引いたものである。

EV=時価総額+有利子負債預貯金短期有価証券

EVをEBITDAで除したものがEV/EBITDA倍率である。
国際的な同業他社比較に用いられ、この倍率が低ければそれだけ株価は割安ということになる。
グローバルな株価の投資尺度として注目されている。

EV/EBITDA倍率=EV/EBITDA

・株価指数
日経平均株価(東証225種)
東証市場第一部上場銘柄中、流動性が高く代表的な225銘柄の株価を平均し、かつ流動性を失わないため、株式分割などの権利落ちを修正したものが日経平均株価である。
※東証市場第一部上場銘柄・・・現在は東証プライム市場に該当すると思います。

東証株価指数(TOPIX)
東証市場第一部全銘柄の時価総額が、基準時の時価総額に比較してどのくらい増えたか減ったか、ということを通じて市場全体の株価の動きを表すものである。

・株式売買の受渡金額
株式売買の受渡金額は約定代金(株価×株数)に金融商品取引業者に支払う手数料を加算(買付けの場合)、または減算(売付けの場合)したものになる。
「買い」でも「売り」でも注文した側が手数料を負担する。

※個人的に重要だと思ったところを抜粋しました。証券外務員資格がどのような内容のものか大まかにわかってもらえると嬉しいです。

また、勉強の進捗は、報告できるときがあれば随時更新していきたいと思っています。

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