証券外務員一種 2022/4/23 勉強内容(先物取引 その3)
証券外務員一種の資格試験の勉強をしています。
勉強しようと思ったきっかけは、こちらの記事を読んでみてください。
2022年4月23日(土)は、証券外務員一種の必修問題集の16章(先物取引)P354~P367の問題を解きました。先物取引は見慣れない言葉がたくさんあって、個人的にはあまり理解ができなくて難しい印象です。
16章(先物取引) その3
勉強内容のまとめ
先物取引
国債先物取引
長期国債先物・・・償還期限10年、利率年6%、取引単位は額面1億円の架空の国債(長期国債標準物)を取引対象とする。
・国債先物取引の仕組み
・標準物
中期国債先物及び長期国債先物ともに標準物を取引の対象としている。標準物とは、利率と償還期限を常に一定とする架空の債券のこと。
日本国内で行われている国債先物取引は、すべてこの標準物を対象商品としている。
・限月
限月とは、ある先物の期限が満了となる月のこと。
例:2021年9月限なら、2021年9月に取引が終了する先物のこと。
国債先物で取引されているのは、3、6、9、12月のうち、直近の3限月が上場されている。
・決済
国債先物取引における決済の方法は、取引最終日前の反対売買による差金決済と、最終決済で現渡し、現引きによる受渡決済の2通りがある。
受渡決算(現渡し・現引き)
現物の債券を渡すのが現渡し、現物の債券を受け取るのを現引きという。
現渡し・現引きによる受渡決済を行う場合は、標準物(架空の債券)にかえて、受渡適格銘柄の中から売方が銘柄を選定することになる。ここでは、売方に受渡銘柄の選択権があるのであり、買方には選択権はない。
受渡適格銘柄:国債先物取引の取引対象が架空の債券(標準物)であり、現物債の受渡しには用いることができないため、取引所が債券のクーポンレートや残存期間を考慮して、ある程度条件が同一になるように選定した債券の銘柄のこと。
受渡適格銘柄は、標準物との価格が同一となるように、取引所が受け渡し適格銘柄ごとに定めたコンバージョン・ファクター(CF)と呼ばれる交換係数を受渡決済値段に乗じて受渡代金を計算する。コンバージョン・ファクターは、標準物の価値を1とした場合の受渡決済日における各受渡適格銘柄の価値を表す。
・取引最終日、新月限の取引開始日と受渡決済期日
各限月の取引最終日は、受渡決済期日の5営業日前とされている。新限月の取引開始日は、各限月の取引最終日の翌営業日である。
・呼値
呼値とは注文値段のこと。長期国債先物及び中期国債先物の呼値の単位は額面100円につき1銭である。
・取引単位
国債先物取引の取引単位は、額面1億円となっている。
・制限値幅・取引の一時中断
国債先物取引にも取引を中断するサーキット・ブレーカー制度がある。
・立会外取引
国債先物取引は立会市場以外の市場で取引を行う立会外取引も可能。
・証拠金制度
国債先物取引の証拠金シドには、SPANシステムが採用されている。
SPAN:シカゴ・マーカンタイル取引所が開発した証拠金の計算方法で、保有する先物やオプションの建玉の全体(ポートフォリオ)から生じるリスクを計算し、そのリスクに応じて証拠金を算出する方法。
※個人的に重要だと思ったところを抜粋しました。証券外務員資格がどのような内容のものか大まかにわかってもらえると嬉しいです。
また、勉強の進捗は、報告できるときあれば随時更新していきたいと思っています。
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